講師インタビュー

庭園にはデザインのすべてがある

一般教養レジェンド講師 世界最高峰のフラワーショーで6年連続金メダル石原和幸/ 庭園デザイナー

22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され、日本のみならず世界を舞台に活躍している。国際ガーデニングショーの最高峰「英国チェルシーフラワーショー」で6年連続金メダルなど、受賞歴多数。株式会社石原和幸デザイン研究所代表。

庭園デザインとは都市づくり

 自分の理想とする都市の姿を、地球という広大なキャンバスに描いていく。それが庭園デザイナーの役割。だから、私の仕事の幅はとにかく広いんです。植木鉢やベランダの飾り付けはもちろん、都市全体をデザインすることもあります。
 授業では、そうしたノウハウを座学だけでなく、実際に僕が沖縄で請けている大小さまざまな仕事を一緒に体験することで、学んでもらいたいと考えています。コンペにも挑戦したいし、興味のある人は「英国チェルシーフラワーショー」にも連れていく予定です。

色使い、空間の使い方…CGやアニメにも活きる技術

 どうして一般教養に庭園デザインの授業があるのかと不思議に思う人がいるもしれません。でも僕は、庭園にはデザインのすべてがあると思っています。色の考え方はもちろん、空間の使い方まで幅広く学ぶことができます。それを応用すれば、たとえばCGやアニメの制作にも活かすことができるはずです。
 幸いにも、沖縄とは20年以上も付き合いがあり、いまでも年間100以上の仕事を担当しています。ですから、僕がどのような思いや意図で庭園をデザインしているのかも、現場でたくさん伝えられると思います。

発想はぶっ飛んでいるけれど、礼儀は正しくが理想

 特にこれからの時代は、世界を舞台に活躍できなければ一流とは言えません。そのためには、とにかく自分の好きなものにこだわりを持ち、それでいて普通は考えつかないユニークなアイデアを提案できる人である必要があります。それでいて礼儀正しいことも大切。評価とは、自分がするものではなく、他人がするものだからです。
 自分の人生を選ぶときに、一流の大学に行くのもいいけれど、一流の庭園デザイナーを目指すのもおもしろいんじゃないでしょうか。それくらい、この庭園デザインの世界はトップを目指せる可能性を秘めています。「若くして世界一になりたい!」そんな意欲のある人と一緒におもしろいことをやっていきたいですね。

チェルシーフラワーショー

100年以上の歴史を持つ世界最高峰のフラワーショー。石原は2006年から3年連続、2012年からは6年連続で金メダルを獲得したほか、部門内1位に贈られるベストガーデン賞とのダブル受賞も4度経験している。また2016年大会では、最高賞のプレジデント賞も受賞した。
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